2021年08月31日 |
経産省、7月の鉱工業生産、化学工業は3.1%低下 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省が31日発表した7月の鉱工業生産指数速報(2015年=100、季節調整済み)によると、生産は前月と比べて1.5%低下の98.1、出荷は0.6%低下の96.1だった。在庫は0.6%減少の95.1となった。生産、出荷の前月比マイナスは2カ月ぶり。予測調査は8月3.4%の上昇、9月1.0%の上昇だった。 基調判断は前月までの「総じてみれば、生産は持ち直している」を据え置いた。 業種別に見ると、全15業種のうち生産が上昇した業種は半導体などの生産用機械工業とパルプ・紙・紙加工品工業、電子部品・イス工業など6業種。一方、自動車工業、電気・情報通信工業、無機・有機化学工業など9業種は生産が低下した業種となった。 化学工業(除、医薬品)7月の指数は、生産が前月比▲3.1%の98.9、出荷は同▲1.8%の96.2だった。また在庫は0.0%と変わらず104.4だった。在庫率は3.2%上昇の109.3%となった。生産、出荷とも2カ月ぶりの前月比マイナスとなった。 |