2021年09月02日 |
富士フ、放射性医薬品事業をペプチドリームに譲渡 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:富士フイルム |
富士フイルムは2日、子会社である富士フイルム富山化学の放射性医薬品事業を、東京大学発バイオベンチャーのペプチドリーム(本社:川崎市、窪田規一社長)に譲渡すると発表した。同日、富士フィルムが設立した完全子会社に同事業を承継させたうえで、新会社の全株式をペプチドリームに譲渡する株式譲渡契約を締結した。 富士フィルムは同契約に基づき、ペプチドリームから305億円の一時金とマイルストンを受領する。 譲渡時期は2022年3月の予定。 富士フィルムは今回、ライフサイエンス領域の事業ポートフォリオの最適化を図る中、富士フイルム富山化学の放射性医薬品事業のさらなる拡大・成長のためには、独自のペプチド創薬開発技術を有し、放射性医薬品との組み合わせによる創薬の相乗効果が見込まれるペプチドリームの傘下で事業活動を行うことが最適と判断した。 富士フイルム富山化学株式会社の放射性医薬品事業の ペプチドリーム株式会社への譲渡について https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1630567143.pdf Transfer of FUJIFILM Toyama Chemical's Radiopharmaceutical Business to PeptiDream https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1630567143.pdf |