2021年09月09日 |
富士フ、AI画像技術用い インドで健診サービス |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:富士フイルム |
富士フイルムは9日、新興国向け健康診断サービス事業の第一弾として、インドで 画像診断支援 AI 技術 の有効性実証に向けた検証事業を開始したと発表した。 2月にインドのベンガルールに開設した健診センター「 NURA (ニューラ)」を活用して開始した。 同事業は 、日本企業がデジタル技術を活かしながら、アジア新興国の社会課題解決に貢献する活動として、経済産業省の「アジア DX 促進事業」にも採択された 。 今回開始した検証事業は、2022年1月までに、NURA受診者 2,000 人分の胸部 CT 画像データを対象として、AI 技術を活用 した画像診断検診が、病変の見落としの防止や、読影スピード向上につながることを検証する。 NURAで撮影した CT 画像に対して、画像診断支援 AI 技術を用いて医師が読影した結果と、別の医師がこれらの技術を活用せずに読影した結果を比較し、診断結果とスピードの差異を分析する。これらの分析結果を元に、 AI 技術の効果を実証し 、新興国において限られた 医療リソースでも効果的に健診サービスの展開が可能であることを実証する。同社は今後もさまざまな製品・サービスの提供を通じて医療現場のニーズに応えていく方針だ。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1631154726.pdf Fujifilm launches a project for verifying the effectiveness of AI technology・・・ https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1631154726.pdf |