2021年09月27日 |
DSM、日本精工の軸受用保持器に植物由来樹脂 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:DSM |
DSM は27日、植物由来の高性能ポリアミド樹脂( EcoPaXX)が日本精工の転がり軸受用保持器に採用されたと発表した。植物由来材料を使用した転がり軸受?耐熱樹脂保持器は世界初となる。 DSM の植物由来「 EcoPaXX 」は、トウゴマといった植物由来のモノマーを原料とした、70%植物由来の高性能ポリアミド(PA410 )樹脂。DSMはさらにバイオマスバランシング方式により、100%植物由来のグレードも 2019 年に上市している。 今回、日本精工の転がり軸受用耐熱樹脂保持器に採用された「EcoPaXX」は、機械特性に優れ、従来の耐熱樹脂保持器である PA66 製の保持器と同等あるいはそれ以上の性能を有する。引き続き日本政府がめざす2050年のカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に貢献していく方針だ。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1632708836.pdf |