2021年09月30日
三菱ケミHD、結晶質アルミナ繊維事業を米社に譲渡
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱ケミカルホールディングス

三菱ケミカルホールディングスは30日、結晶質アルミナ繊維事業を米投資会社アポロ・グローバル・マネジメント関連の特別目的会社に売却すると発表した。

 同の取締役会で(1)連結子会社である三菱ケミカルが新たに設立するマフテック(以下、新会社)に対して、
三菱ケミカルの結晶質アルミナ繊維事業を吸収分割方法で承継させ、(2)三菱ケミカルの連結子会社である三菱ケミカルハイテクニカ(本社:東京都千代田区、赤井一隆社長)が、新会社が設立する株式会社マフテック上越(新会社子会社」)に対して、三菱ケミカルハイテクニカの結晶質アルミナ繊維事業を吸収分割により承継させたうえで、三菱ケミカルが新会社の全株式を Apollo Global Management Inc.の関連会社が投資助言するファンドが保有する特別目的会社(以下「Apollo SPC」)に譲渡することを決議した。譲渡価格は850億円。譲渡益は540億円見込み。


ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1632975409.pdf