2021年10月04日

三井化学、感情状態をつかむアプリ 共同開発

【カテゴリー】：新製品/新技術 【関連企業・団体】：三井化学

三井化学は4日、同社のフレキシブル・高感度・極細の接触・振動センシング基材「PIEZOLA」を椅子用バイタルセンサに用いて、生体データから病気（未病）などを予知するリトルソフトウェア（本社：東京都港区、川原伊織里社長）のHuMAN Affective AI プラットフォームと融合させた「PIEZOLAR Emotion アプリ」を開発したと発表した。 　椅子の上のマットに搭載したPIEZOLAが、心電計などを使わず座ったままで心拍数や呼吸数、体動値などのバイタル信号が得られる。リトルソフトウェアの「 Human Affective AI 」を用いることで、平常心、ストレス、イライラ、集中など7つの感情状態を可視化することが可能となる。 　三井化学は、PIEZOLAR Emotion アプリ を、ヘルスケア、化粧品、自動車、スポーツ、玩具、食品、アミューズメント、レジャー等の業界に対して、利用者の心理状態を読み解くツールとして生かしていく方針だ。 　10月6日～8 日に東京ビッグサイト（南3 ホール）で開催される「センサエキスポジャパン2021」に出展する。 ◆関連記事　：https://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile/NCODE/58333 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1633322078.pdf