2021年10月11日
千代田、米社とプログラム管理へ「 EP See 」開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:千代田化工建設

 千代田化工建設は11日、米国のWorkPacks社およびConstruct-X, LLC 両社と設計・調達ワークパッケージ向けソフトウェアソリューション「EP See WorkPacks」を共同開発したと発表した。

 「EP See」は、WorkPacks社 の新しいコラボレーションモデルの下で、千代田化工のエンジニアリングとプロジェクト遂行に関する専門知識、またConstruct-X の持つ Advanced WorkPackage (AWP)技術を融合して開発した、大規模 EPC(設計・調達・建設)プロジェクトに適したソフトウエアソリューションとなっている。

 千代田は大規模 EPCプロジェクト遂行のために北米を中心に広がるプロジェクト管理手法 AWP の適用を推進している。そのためには、プロジェクト初期段階からの可視化が必要となる。今回、WorkPacks プラットフォーム上の「 EP See 」モジュール内に千代田のプロジェクト遂行 DX ビジョンを構築し、進捗状況を含む膨大なエンジニアリングデータの可視化を実現した。

 千代田は 2021年第3四半期から、この「 EP See 」を中東の大規模 EPC プロジェクトに適用し、ワークフローとデータ管理手法を変革する。また、2022 年に向けさらに機能開発を進め、新しいプロジェクトへの適用も進めていく方針だ。


ニュースリリース参照
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1633933446.pdf