2021年11月01日 |
三菱ケミの植物由来カプセル、アステラス薬採用 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:三菱ケミカル |
三菱ケミカルは1日、同社が開発した植物由来原料を用いた防湿シートが、アステラス製薬の 包装材料として採用されたと発表した。 植物由来原料を用いた シートが 医薬品包装用の PTP Press Through Pack に 採用されるのは世界で初めて。 PTPシートとは、薬剤をプラスチックやアルミ等で貼り合わせて包装したものを言い、同社のPTP用 シート「スーパーホイル」 は、 高防湿性、透明性、成形加工性に特長を有する錠剤・カプセル包装用シート。 顧客の要望に応じた機能設計などが評価され市場を伸ばしてきた。 今回の開発品は、製品の特長はそのままに、原料の 50% 以上を植物由来に切り替えた。日本バイオプラスチック協会が定める「バイオマスプラ」マークも取得済み。今回、アステラス製薬が経営計画「サステナビリティ向上の取り組み強化」に掲げる戦略目標の一つに評価された。本年 10 月から 一部製品での商用生産への導入が始まっている。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1635747639.pdf |