2021年11月04日 |
ダイセル、大豆由来サプリメント製造能力増強 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:ダイセル |
ダイセルは4日、大豆由来成分の腸内代謝物エクオール含有食品素材「フラボセルEQ-5N」の製造設備を追加増強すると発表した。 昨今の更年期対策サプリメント市場の堅調な伸長に対応する。同社は2021年から「フラボセルEQ-5」の製法を変更し「フラボセルEQ-5N」として販売している。今回の追加設備で製造する製品は2022年初から供給開始予定。 エクオールは大豆に含まれるイソフラボンの一種「ダイゼイン」が腸内細菌によって代謝され、体内生成される物質で、女性ホルモン様作用を示すことが確認されている。女性の更年期症状の発現には、環境要因や気質要因のほか、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌減少が大きく関係する。最近の研究ではエクオールがダイゼインに比べてより女性ホルモン様作用を発揮しやすいことが報告されている。 ■「フラボセルEQ-5N」の製品概要(エクオール含量規格:S-エクオール5%以上) <栄養成分表示(製品100gあたり)> ▽熱量 :392.5kcal ▽たんぱく質 :15.8g ▽脂質 3.6g ▽炭水化物 :74.1g ▽食塩相当量 1.4g ▽包装形態 :アルミラミネート袋(1kg、3kg) <ニュースリリース参照> https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1636005501.pdf |