2021年11月17日 |
三井化学、BPA、エポキシ樹脂も値上げ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:三井化学 |
三井化学は17日、ポリカーボネート樹脂などの原料となるビスフェノールA(BPA)の販売価格を、12月1日出荷分から1キログラムあたり19円以上引き上げると発表した。 足元の原燃料価格は実施が続き、ベンゼンは 120 円 /kg 、ナフサは 65 千円 /kl、C 重油は75 千円 kl を超える レベルで推移している。包装材料のフレコンバッグ費用も原材料費、物流費等の上昇で大幅に上がっている。 これまでコストダウンに取り組んできたが、自助努力によって吸収できる水準を超えており、安定供給を持続的なものにするためには価格改定せざるを得ないと判断した。 <対象製品と値上げ幅> (1)対象製品 : ビスフェノールA (2)価格改定幅 : 19 円 /kg 以上(フレコンバッグ品の場合はさらに+1円 /kg) (3)実施時期 : 2021年12月1日 出荷分より https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1637114746.pdf ■エポキシ樹脂(EX)も価格改定 三井化学は17日、エポキシ樹脂(EX)の価格改定実施を発表した。主原料であるBPA、ECH 及び苛性ソーダ等価格上昇により悪化した事業収益の改善をはかる。 12月1日出荷分から1キログラムあたり23円以上(ドラム渡しの場合は+10円/kg)引き上げる。 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1637114746.pdf |