2021年11月18日 |
昭電、電子材料用高純度ガス 価格改定 |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は18日、半導体等の電子材料用に使用される高純度ガスの販売価格を実施すると発表した。 22年1月1日納入分から電子材料用高純度ガス全製品を対象に現行価格の20%以上引き上げる。 電子材料用高純度ガスは、半導体・ディスプレイ・窒化ガリウム系LED等の製造の際に、基板の上を覆う薄い膜に微細な溝や孔を刻みつけて電子回路等を作るためのガス(エッチングガス)や、製造設備内に付着する不要な化学物質を取り除くためのクリーニングガスとして使われる。 このところ旺盛な半導体需要を背景に、需要は引き続き好調だが、一方、輸送コストは大幅上昇し、原燃料および副資材等の高騰により製造コストは増加している。これまで生産効率の向上や物流合理化などコストダウンに努めてきたが、今後も製品の安定生産と安定供給を継続していくためには、価格改定を実施せざるを得ないと判断した。 電子材料用高純度ガスの価格改定について https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1637203913.pdf |