2021年12月03日
旭化成、米国で「電動ファン付呼吸保護具」受賞
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:旭化成

 旭化成は3日、連結子会社である旭化成プラスチックスノースアメリカ(本社:米国ミシガン州=APNA)が、このほど、デンソーと共同開発した「電動ファン付呼吸用保護具(PAPR)」に使用されている原材料が、米国The Society of Plastics Engineers(SPE)の主催する2021年度「SPE Automotive Innovation Awards」(COVID-19対策部門)を受賞した都発表した。

 授賞式は11月10日に米国ミシガン州リボニア市で開催された、SPE自動車産業「第50回イノベーション賞授賞式」で行われた。式典は自動車プラスチック業界内では最古かつ最大規模の表彰式の一つとなっている。

 電動空気ろ過式呼吸保護具は、同社の製造「サーミレン」を用いて開発された。公共衛生支援品への採用に必要とされる最適な大きさ、形状、機能ニーズを全て満たしたため採用された。タルクが充填された「サーミレン」 は、剛性や寸法安定性に優れ、同製品必要な条件を十分満足させることができる。なお、今回の受賞でAPNAは過去10年間でSPE部門の受賞が5回目となった。