2021年12月16日 |
三菱ケミ、半導体封止材向けエポキシ樹脂 増強 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱ケミカル |
三菱ケミカルは16日、 福岡事業所(福岡県北九州市 )に半導体封止材・電子材料向け特殊エポキシ樹脂の新たな生産拠点を設けることにしたと発表した。 エポキシ樹脂は、塗料や接着剤、半導体封止材など幅広い用途をもっているが、同社の特殊エポキシ樹脂には、高耐熱・低溶融粘度・低吸水に優れるなどの特性から、半導体封止材用途のデファクトスタンダード(業界基準)として世界中で採用されるなど、今後も成長が見込まれている。 同社は現在、三重事業所 ( 三重県四日市市 )でエポキシ樹脂を生産しているが、 旺盛な需要に対応すると ともに、サプライチェーン強化を図るため、新系列北九州市に設置することにした。 生産はグループ会社の新菱(本社:福岡県北九州市、江藤 俊郎 社長)が行う。三菱ケミカルの半導体封止材 ・電子材料向け特殊 エポキシ樹脂の生産能力は、現在能力の約3割増強する。 引き続き市場動向を見た上で能力増強を検討していく方針だ。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1639622113.pdf |