2021年12月16日 |
昭和電工、アンモニア 1日から値上げ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は16日、アンモニア事業の収益改善を図るため、1月1日出荷分から国内価格を引き上げると発表した。 <対象製品と値上げ幅> ▽液化アンモニア(タンクローリー) 35 円/kg 以上 ▽液化アンモニア(ボンベ) 55 円/kg 以上 ▽アンモニア水(25%濃度) 10 円/kg 以上 アンモニアは、ナイロンやアクリロニトリル等の合成繊維の原料となるほか、火力発電所等の排煙に含まれる窒素酸化物(NOX)の除去、自動車・建設機械部品の金属表面処理などの工業用途や肥料用途などに幅広く使用されている。だが事業環境は、輸送費の高騰や生産設備の維持・更新費用の増加、原材料価格、電力コストの大幅な上昇などにより厳しを増している。 これまで製造原価の低減、経費の削減や物流の効率化等のコスト削減に努めていたが、今後も安定生産と安定供給を維持するためには、価格改定せざるを得ないと判断した。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1639622245.pdf |