2021年12月23日

11月のエチレン生産 545.4千トン　1.3％増

【カテゴリー】：実績/統計 【関連企業・団体】：石油化学工業協会

石油化学工業協会は23日、11月の主要石油化学製品の生産実績を発表した。エチレン生産量は545.400トンで、前月比▲1.7％（▲9,200トン）、前年同月比1.3％（7,200トン）の増加となった。定修プラントはなし（前年は1社1プラント） 　エチレンプラントの実質稼働率は95.2％で、前月の93.7％から1.5ポイント上昇した。前年同月は94.1％だった。 　1～11月の累計生産量は575万6,700トンで、前年同期比6.5％の増加となった。国内需要の持ち直しによって、多くの製品が前年の生産を上回った。 　誘導品の生産を前年比で見ると、全17品目のうちプラスはLDPE、HDPE、PS、VCM、MMAモノマー、アクリロニトリル、合成ゴムのSBR、BRと芳香族BTX3品目の計11品目。マイナスはPP、SM、EGなど6品目だった。PPのマイナスは定修規模差によるもので微減。 　 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1640234320.pdf