2021年12月27日
経産省、第15回日中省エネ・環境総合フォーラム開催
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省は27日、萩生田光一同省大臣が26日に開催された「第15回日中省エネルギー・環境総合フォーラム」に出席し、日本のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みについて説明するとともに、円滑なエネルギートランジション推進といった両国共通の課題解決に向けた連携の必要性について述べたと発表した。また、省エネ分野と水素分野での日中協力の具体的進展のさらなる拡大に期待を表明した。

萩生田経産相はさらに何立峰国家発展改革委員会主任ともオンラインで会談を行い、脱炭素に関する協力の重要性について双方で確認するとともに、政策対話を加速させることについて議論した。両国の経済政策全般についても意見交換した。

今回の日中間の同フォーラムは、新型コロナの影響により、昨年と同様に東京と北京を繋いだオンラインでの開催となった。日本側から、萩生田光一経済産業大臣、 山口壯環境大臣、宗岡正二日中経済協会会長ら、中国側から、何立峰・国家発展改革委員会主任をはじめ孔鉉佑・中国駐日本国特命全権大使ら、約700名の官民関係者が参加した。

今年新たに11件の協力案件(別掲)が創出され、2006年の第1回から協力案件の累計は413件となった。

また、「エネルギー効率の向上(省エネ)」、「自動車の電動化・スマート化」、 「水素・クリーン電力分科会」、「日中長期貿易(水環境対応と汚泥処理)」の4つの分科会を開催し、日中双方の政府部門・主要企業等が意見交換を行った。

(参考)
■日中間の協力プロジェクト
https://www.meti.go.jp/press/2021/12/20211227003/20211227003-1.pdf