2022年01月20日 |
アステラス、米社と共同開発の抗体薬物 欧州で採択 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:アステラス製薬 |
アステラス製薬は20日、米国バイオ医薬品メーカー・シーゲン社(Seagen Inc.)と共同で開発を進めている抗体-薬物複合体(Antibody-Drug Conjugate: ADC)であるPADCEV(一般名:エンホルツマブ ベドチン)について、欧州医薬品庁( EMA )委員会が、白金製剤を含む化学療法および転移性尿路上皮がん患者の単剤療法として、販売承認勧告を採択したと発表した。 尿路上皮がんは膀胱で最も多く発生するがんで、欧州では2020年に推定204,000人が尿路上皮がんと診断され、また67,000人以上が死亡している。CHMPの販売承認勧告に従い、今後欧州委員会(EC)で承認可否が判断されるが、ECで承認された場合、エンホルツマブ ベドチンは局所進行性または転移性尿路上皮がんの治療薬として欧州で最初のADCとなる。 ニュースリリース参照 https://www.astellas.com/system/files/news/2021-12/20211220_jp_1.pdf |