2022年01月28日 |
昨年のエチレン生産量633万トン 6.6%増 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:石油化学工業協会 |
石油化学工業協会は28日、昨年12月の主要石油化学製品の生産実績を発表した。エチレン生産量は576.300トンで、前月比5.7%(31,300トン)、前年同月比7.5%(40,000トン)の増加となった。定修プラントはゼロ(前年同月なし)だった。 エチレンプラントの平均稼働率は97.3%で、前月の95.1%から実質2.1ポイント上昇した。前年同月の稼働率は97.6%だった。 1~12月暦年のエチレン生産量は633万6,000トンで、前年比6.6%の増加となった。 新型コロナ前の2019年の生産量比▲1.3%で、コロナ前の水準に近付いたといえる。 誘導品生産(暦年)を前年比で見ると、全17品目のうち前年を下回ったのは塩ビ樹脂(▲1%)、エチレングリコール(▲9%)、キシレン(▲1%)の3品目。あとの14品目はプラスだった。 合成ゴムSBR(ソリッド)は34%増、アセトアルデヒドは25%増となるなど、ともに高い伸びを示した。 主要石油化学製品生産実績 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1643348063.pdf 4樹脂生産・出荷・在庫 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1643348063.pdf |