2022年02月07日
日本ゼオン、米国に投資子会社 重点4分野強化へ
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 日本ゼオンは7日、米国カリフォルニア州(シリコンバレー)に投資子会社「Zeon Ventures Inc.」を設立したと発表した。スタートアップ企業への戦略的投資を通して新規事業の創出を加速させるのが狙い。ゼオングループが注力する成長分野のスタートアップ企業に対し 50 百万米ドル規模の投資を行う計画だ。

 日本ゼオンは、2030 年のビジョン実現に向けた全社戦略に「既存事業の磨き上げ」と「新規事業の探索」を掲げ、持続可能な社会実現に不可欠な製品・サービスの提供を目指している。

 新会社のZeon Ventures は、「新規事業の探索」の一環として、特に重点4分野(「医療・ライフサイエンス」「CASE・MaaS」「情報通信(5G/6G)」「省エネルギー」)におけるスタートアップ企業へ投資するとともに、ゼオングループが保有する研究リソースおよび販売チャネル等の資産を共有することで投資先企業のさらなる成長を支援する。

同社は引き続き研究開発に重点を置くとともに、スタートアップ企業への投資・協業を通じた新規事業創出を加速させることで、「持続可能な地球」と「安心で快適な人々の暮らし」に貢献していく方針だ。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1644196416.pdf