2022年02月08日
AGC・12月期 純利益1238億円 前期比2.7倍
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:なし

AGCが8日発表した21年12月期連結決算(IFRS)は、売上高が前期比20.2%増収の1兆6,974億円、最終利益は同2.7倍増の1,238億円となった。クロールアルカリ・ウレタン事業が好調で、東南アジア市場で塩ビ樹脂の販売が大幅伸長した。建築用ガラスは、天然ガス価格上昇の影響を受けたが、欧州を中心に販売価格が上昇し、出荷も増加した。自動車用ガラスは、新型コロナ感染拡大の影響を受けた前期に比べ出荷が増加した。

【2021年12月期(連結)業績】単位:百万円 ( )前年同期比%
◇売上高    1,697,383( 20.2 )
◇営業利益   206,168( 172.1 )
◇税引前利益  210,045( 267.7 )
◇当期純利益  159,062( 286.4 )
◇親会社の所有者に帰属する当期純利益 123,840( 278.5 )
◇1株当たり純利益  559.11円( 147.84円 )

【2022年12月期通期(連結)予想】
◇売上高   1,800,000( 6.0 )
◇営業利益   210,000( 1.9 )
◇税引前利益  197,000( △6.2 )
◇当期純利益   143,000( △10.1 )
◇親会社の所有者に帰属する当期純利益 115,000(△7.1 )
◇1株当たり純利益 518.95円