2022年02月14日

三菱ケミ、ガンバ大阪と連携 生分解紙コップ実証

【カテゴリー】：環境/安全 【関連企業・団体】：三菱ケミカル

三菱ケミカルは14日、Jリーグサッカークラブのガンバ大阪と連携して、同社の生分解性樹脂「BioPBS（バイオ PBS）」を使用した紙コップの循環型システム実現に向けた実証実験を行うと発表した。 　ガンバ大阪のホームゲームで、会場（パナソニックスタジアム吹田）内で販売されるドリンク用紙コップに同社の生分解性樹脂「BioPBS」を使用する。約 10万個分を提供する。 　使用された紙コップは、スタジアムに設置された食品残渣発酵分解装置で食品残渣物などと一緒に１次発酵を行う。１次発酵物は、堆肥場で2次、3次発酵したのち、農作物の栽培に利用できる堆肥に変換する。同社は2022 年のシーズンを通して、紙コップを起点としたこの循環型システムの実証実験を行う。 　 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1644806366.pdf