2022年02月14日 |
帝人、中国で自動車向けコンポジット生産拡大 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:帝人 |
帝人は14日、自動車向け複合成形材料事業を展開するテイジン・オートモーティブ・テクノロジーズ(本社:米国ミシガン州、TAT)が、中国第2工場である常州市の自動車向けコンポジット工場が商業生産を開始したと発表した。また、中国・瀋陽市に第3工場を新設する計画も明らかにした。 TATは、2015年から中国で自動車向けにコンポジット製の部品とその中間材料、GF-SMCを製造しており、電気自動車(EV)向けのバッテリーカバーや周辺部品、外板部品、構造部材などを供給してきた。 今回商業生産を開始した常州工場および新設する瀋陽工場周辺には、欧米や中国の有力自動車メーカーが生産拠点を構えている。帝人グループは引き続き中国内で需要が拡大しているEVをはじめ環境配慮型自動車向けにコンポジット製部品の供給体制を強化していく方針だ。 ■ 常州市の中国第2工場 ▽所在地 中国 江蘇省常州市 武進国際ハイテク工業区内 ▽事業内容 自動車向けコンポジット製部品の製造 ▽工場敷地面積 約3.9万平方メートル ▽商業生産の開始 : 2022年1月 ■ 瀋陽市の中国第3工場 ▽所在地 中国 遼寧省瀋陽市 先端装備製造産業団地内 ▽事業内容 自動車向けコンポジット製部品の製造 ▽工場敷地面積 約1.3万平方メートル ▽商業生産開始 2023年夏(予定) ニュースリリース参照 https://www.teijin.co.jp/news/2022/02/14/20220214_01.pdf |