2022年02月15日
東北大に介護ロボット研究開発拠点オープン
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:東北大学

 東北大学はこのほど、介護を中心としたロボット機器やシステムの研究開発拠点を同大学青葉山キャンパスに「青葉山リビングラボ」としてオープンした。
 
 超高齢化社会の到来を見据えて、画期的な介護ロボット機器・システムを開発しようというもので、2050年の未来を想定して、これに適応できる次世代ロボットを開発する。
 
 リビングラボは約250m2のスペースに介護施設と在宅介護、それぞれを模擬した環境を構築し、研究開発に必要な各種計測装置や介護ロボット機器等を備えた。

 同大学院の平田泰久教授(工学研究科)がプロジェクトマネージャーとして推進中の「JSTムーンショット型研究開発制度」のうちの研究開発プロジェクト「活力ある社会を創る適応自在AIロボット群」の研究開発拠点としても活用する。
 
 厚生労働省「介護ロボットの開発・実証・普及のプラットフォーム事業」による「リビングラボ」の一つとして、介護ロボットの評価・効果検証を実施して地域における介護ロボットの開発を促進する役割も果たす。

ニュースリリース参照
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20220214_02web_kaigo.pdf