2022年02月15日 |
ハネウェル、米バートン・ルージュのHFO生産拡張 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:ハネウェル |
日本ハネウェル(本社:東京都港区)は15日、米国ハネウェルがルイジアナ州バートン・ルージュ工場の断熱材用発泡剤ソルスティス ze(HFO-1234ze(E))の製造能力を増強すると発表した。 ソルスティス ze は、断熱材用発泡剤、化粧品などのパーソナルケア製品や住宅用日用品などに使用されるエアゾール製品用噴射剤および空調用冷媒として用いられ、GWP(地球温暖化係数)が低いのが特徴。 HFO(ハイドロフルオロオレフィン)技術をベースとし、最終製品の性能を損なうことなくカーボンフットプリントの低減に寄与する「ソルスティス」ブランド製品群の一つで、ハネウェルは今回、同製品の成長に伴い大規模投資を実施する。 今回の設備拡張によって、成長を続ける低 GWP 製品の需要に応える。HFC(ハイドロフルオロカーボン、いわゆる「代替フロン」)の段階的削減を定めた、モントリオール議定書による規制強化に伴い、持続可能なソリューションに対する需要が高まっている。ハネウェルは、十年以上前から気候変動対策と低 GWP 製品のニーズを予測し、これまでに既に 10 億ドル以上の投資を行ってきた。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1644886810.pdf |