2022年02月16日 |
帝人、熱可塑性プリプレグ3製品 ラインアップに追加 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:帝人 |
帝人は16日、熱可塑性樹脂を用いた炭素繊維プリプレグ事業拡大のため、新たに3種類の熱可塑性樹脂を使用した新製品を開発、製品ラインアップの拡充を図ると発表した。 今回、新たな母材としてポリプロピレン/ポリカーボネート(PP/PC)、ポリカーボネート(PC)、ポリアミド(PA)の3種類の熱可塑性樹脂を使用した、熱可塑性一方向性プリプレグ「テナックス TPUD 」、熱可塑性複合材料織布「テナックス TPW 」、熱可塑性樹脂積層板「テナックス TPCL」の新製品を開発した。 同社は現在、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)樹脂、ポリアリールエーテルケトン(PAEK)樹脂、ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂、ポリエーテルサルフォン(PES)樹脂の3種類の炭素繊維樹脂を市場展開しているが、今回新たに加わる新製品は、既存製品と比べてより低い温度と、より短時間での成形が可能なため、さらに低コストでの生産が可能となる。 このため今後は、材料コストや成形時間への要求が厳しい自動車、スポーツ、精密機器の各分野をはじめ、幅広い産業に向けて展開することができる。 ニュースリリース参照 https://www.teijin.co.jp/news/2022/02/16/20220216_01.pdf |