2022年02月21日

昭電、不飽和ポリエステル樹脂など価格改定

【カテゴリー】：市況 【関連企業・団体】：昭和電工

昭和電工は21日、不飽和ポリエステル樹脂「リゴラック」およびビニルエステル樹脂「リポキシ 」の販売価格を引き上げると発表した。3月11日出荷分から実施する ＜対象製品および値上げ幅＞ ▽不飽和ポリエステル樹脂（リゴラック）： 33円／Kg以上 ▽リゴラックBMC　　： 25円／Kg以上 ▽リゴラックSMC　　： 30円／Kg以上 ▽ビニルエステル樹脂（リポキシ）　： 40円／Kg以上 　このところの原油、ナフサ、ベンゼン等の価格高騰を背景に、原材料メーカーの価格引き上げが続いている。「リゴラック BMC」、「リゴラック SMC」の場合は、原材料に使用するガラス繊維や充填剤等も需給バランスの変化、さらに包装費、物流費、電力コスト等も上昇している。これまで生産合理化や経費の削減、物流の効率化等に努めてきたが、自助努力だけでは今回の更なるコスト上昇を吸収するのは極めて困難で、製品の安定供給体制を維持するためは価格改定せざるを得ないとの結論に達した。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1645418969.pdf