2022年02月25日 |
住友化学、MMA事業強化へ 新事業部発足 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:住友化学 |
住友化学は25日、2022年4月 1日付で、MMA(メチルメタクリレート)モノマーおよびアクリル樹脂(PMMA、ポリメチルメタクリレート)事業強化のため、戦略策定とグローバル展開を一元的に行う MMA 事業部を新たに設けると発表した。 同社は MMA事業を、石油化学部門の重点強化事業に位置付け、MMA モノマーからアクリル樹脂、シートに至るまで一貫して手掛けてきた。MMA モノマーは日本、シンガポール、サウジアラビアの 3 拠点で生産し、合計の生産能力は年産 40 万トンで世界4位の市場シェアを持ち、アクリル樹脂はシンガポールを中心に年産 20 万トンの能力を有している。 事業部を設置することで、地域特性に応じた最適化を志向する段階から、製品群ないし地域を俯瞰したグローバルな全体戦略へと転換し、将来を見据えたさらなる事業発展を図っていく考えだ。 MMA事業部の新設について https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file4_1645766649.pdf |