2022年03月03日 |
プライムポリマー、バイオマスPP 日本初出荷 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:プライムポリマー |
三井化学は3日、子会社のプライムポリマー(本社:東京都港区、藤本健介社長)がこのほど、バイオマスポリプロピレンを日本で初めて商業生産・出荷したと発表した。同樹脂は、昨年12月に大阪コンビナート工場(大阪府高石市)に到着した NESTE社(フィンランド)のバイオマスナフサを原料として生産した誘導品で、ISCC PLUS認証に基づくバイオマスポリプロピレンとなる。 三井化学グループは、循環経済の実現に向け、化学品・プラスチックのリサイクルとバイオマス化の両輪を進めている。地球温暖化対策に貢献するバイオマス化は、2050 年カーボンニュートラルの実現に向けて重要な戦略課題と捉えている。同社は、今回のバイオマスナフサ誘導品の初出荷によりバイオマスプラスチックのサプライチェーンを確立した。引き続きバイオマスの社会実装を推進していく方針だ。 【藤本健介・プライムポリマー社長】 今回、当社初のバイオマス原料由来マスバランス方式によるバイオマスポリプロピレンをお客様にお届けできたことを嬉しく思います。これにより、お客様の価値創造に「Your Prime Solution Partner」として一層貢献することができます。引き続きお客様とともに循環型社会の実現と社会生活の利便性の両立に向けてまい進していきます。 ■関連ファイル ▽11/24 ISCC PLUS 認証の取得について http://www.primepolymer.co.jp/news/2021/pdf/20211124.pdf ▽12/14 バイオマスナフサ到着について(三井化学) https://jp.mitsuichemicals.com/jp/release/2021/2021_12 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1646273661.pdf |