2022年03月07日
積水化学、中間膜事業を再構築 ブランド刷新
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:積水化学工業

 積水化学・高機能プラスチックスカンパニー(清水郁輔プレジデント)は7日、中間膜事業のリブランディング(再構築)を実施したと発表した。同社は合わせガラス用中間膜の開発・製造に多くの実績と技術ノウハウを有しており、これらを生かして、引き続き新たな付加価値提供を追求していくことにした。顧客やその先にある社会との“つながり”を重く見て、このほどブランドも刷新した。(注:ニュースリリース参照)

 中間膜とは合わせガラスに用いられる特殊樹脂フィルムのこと。合わせガラスは、2枚のガラスの間に中間膜を挟み込む方法で作られ、車では主にフロントガラスに使用される。ガラスが割れることによる破片の離散を最小限に抑えられるなどの特長を有する。

 同社は、合わせガラス用PVB中間膜の生産拠点を世界6カ所(日本、オランダ、米国、タイ、中国、メキシコ)に持ち、遮音・遮熱機能やヘッドアップディスプレイ向け楔膜など、多くの製品・ソリューションを60年以上にわたって展開してきた。今後も引き続きさまざまなニーズに対応していく方針だ。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1646619732.pdf