2022年03月07日 |
三井化学、アセトン、IPA、MIBK、MIBK 値上げ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:三井化学 |
三井化学は7日、塗料溶剤であるアセトン( AC )・イソプロピルアルコール(IPA )・メチルイソブチルケトン( MIBK )の値上げを発表した。4~6月期のナフサ価格を80,000円/KLと見込み改定幅を決めた。3月14日出荷分から実施する。 <対象製品と値上げ幅> (2Qナフサ 80,000円見込み) ▽ AC : 39 円 /KG ( 36 円+用役・副原料 3 円 ) ▽ MIBK : 53 円 /KG ( 47 円+用役・副原料 6 円 ) ▽ MIBK類 : 53 円 /KG ( 47 円+用役・副原料 6 円 ) ▽ IPA : 35 円 /KG ( 29 円+用役・副原料 6 円 ) 主原料であるナフサ価格は、2022年1~3 月期に65,000 円/KLを超え、さらに4~6 月期は80,000 円/KL を超えると予想されるなど、大幅なコスト上昇となっている。重油や液化天然ガス(LNG)価格の上昇で、用役費や副原料価格も大幅上昇している。これらの高騰は自助努力による吸収の範囲を超えており、安定供給体制を維持していくためには価格改定せざるを得ないと判断した。今後ナフサ水準が変動した場合は、さらなる改定もあり得るとしている。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1646630338.pdf |