2022年03月07日
三井化学、体温を感知する新素材、婦人靴に採用
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:三井化学

 三井化学は7日、同社が開発した、ヒトの体温を感知すると、カラダをやさしく包み込む新素材「HUMOFIT(ヒューモフィット)」が、婦人靴メーカーの fitfit(本社:東京都世田谷区、木村真一社長)の「ポインテッドヒールニーカー」のハーフインソール(調整用つま先パッド)に採用されたと発表した。ハーフインソールは、3月1日から一部のポップアップ店舗とオンラインショップで販売開始している。

 「ポインテッドヒールニーカー」は、つま先の圧迫を感じにくく、安定感が特長のヒールのパンプスで、発売以来の人気商品となっている。今回、10 モデルに、つま先の前滑りを防ぎたいときや、フィット感を UP させたいときなどに後付けできる。ヒトの体温に反応してカラダになじむため、足にぴったりと寄り添い、長時間履いていても疲れ難くく安定感が得られる。

■HUMOFITについて
「HUMOFIT」は、室温と体温の間(約 28℃)で、劇的に柔らかくなるよう設計されているプラスチックシート。体温を感知して、触れたカラダにフィットするため、人体の複雑な形にもピタリとフィットする。ヒトとモノとの接点をもっとやさしく、「ヒトに寄り添う」発想をベースに、三井化学が開発した新素材。その特性のユニークさからアパレル、シューズ、シート、ウェアラブル、医療・ヘルスケア、スポーツ等、さまざまな分野で使用されている。

ニュースリリース参照
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1646630338.pdf