2022年03月10日 |
トクヤマ、バイオマス燃料で2つの国際認証取得 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:トクヤマ |
トクヤマは10日、自家発電所で使用するバイオマス燃料のパームヤシ殻(Palm Kernel Shell= PKS)について、持続可能な調達を行うため、2月にGGL 認証(Green Gold Label)と GGL 認証(Green Gold Label)と、2つの国際認証を取得したと発表した。 同社は GHG(温室効果ガス) 排出量の削減に向け、自家発燃料のバイオマス利用化を進めてきた。 中でも PKS は、代表的なバイオマス燃料と位置付け、海外から調達する PKS の生産から加工、輸送に関するトレーサビリティや生産地における環境への配慮、合法性の担保は不可欠として、世界的な第三者認証機関による認証取得を目指してきた。 RSB 認証および GGL 認証は、資源エネルギー庁の事業計画策定ガイドライン(バイオマス発電)で認められた第三者認証で、バイオマス生産時における GHG 排出制限など各種の厳格な基準が設けられている。 トクヤマは、これらの認証に基づくバイオマス燃料の活用により、CO2 の総排出量削減に努め、2050年度カーボンニュートラルの実現に努力していく方針だ。 <認証の概要> ◆Round Table for Sustainable Biomass 認証 :2007 年、スイス連邦工科大学ローザンヌ校を中心に、持続可能なバイオ燃料生産を保証する環境的要件の普及を目的に設立。あらゆる先進燃料の製造、流通全体をカバーし認証する。 ◆Green Gold Label 認証 :2002 年に発足した最も長い歴史をもつ認証。バイオマスに特化し、持続可能なバイオエネルギーの製造、加工、輸送、最終利用までを網羅し、独自の追跡・記録を担保する。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1646878742.pdf |