2022年04月06日 |
住化、ペトロ・ラービグの減資中止 業績が改善 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:住友化学 |
住友化学は5日、ペトロ・ラービグ社の業績が改善したため、予定していた減資を中止し増資のみ行うことにしたと発表した。 住友化学はサウジアラビアン・オイル・カンパニー(サウジ・アラムコ社)とともに「ラービグ・リファイニング・アンド・ペトロケミカル・カンパニー(ペトロ・ラービグ社)」に主要株主として出資し、運営に参画している。昨年12月、ペトロラービグは減資および増資を実施する方針を決めた。だが、石油化学製品の市況回復などから業績が改善し、想定していた累積損失が大幅減少する見通しとなった。このため減資を中止し、増資のみを行うことにした。住友化学本体の連結業績に与える影響はない。 ■増資の概要 (1) 増資方法: ライツイシュー(新株予約権無償割当) (2) 実施金額: 最大で 7,950 百万サウジリヤル(2,120 百万米ドル相当 (1) 増資方法: ライツイシュー(新株予約権無償割当) (2) 実施金額: 最大で 7,950 百万サウジリヤル(2,120 百万米ドル相当) 住友化学の引受額は上記金額の 37.5%(795 百万米ドル相当) (3) 資金使途: 一般株主の引受額(530 百万米ドル相当)については、借入金の返済に充当される予定 (4) 実施時期: 未定(サウジアラビア当局の承認等のため) <ニュースリリース参照> https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1649208717.pdf |