2022年04月08日
三井化学、課題解決へ2つのソリューションブランド
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:三井化学

 三井化学は8日、カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミーなど新しい社会の到来に向けた、グループ横断的なソリューションとして、「素材の素材まで考える」/「世界を素(もと)から変えていく」をキーメッセージに(1)「BePLAYER(ビープレイヤー)」と(2)「RePLAYER(リプレイヤー)」の2つの新ブランドを立ち上げると発表した。対となる2つのソリューションブランドを両輪に、サスティナブルを超えた理念である、リジェネラティブな社会 (Regenerative Sustainability)の実現を目指す。
 
■ブランドパーパス
「素材の素材から世界を刷新し、リジェネラティブなライフスタイルを実現する」をブランドパーパスに据える。
 同社は長期経営計画( VISION 2030 )で「未来が変わる。化学が変える」をスローガンに、「変化をリードし、サステナブルな未来に貢献するグローバル・ソリューション・パートナー」をめざすとしてきた。素材メーカーとして、化学・科学的なアプローチで「作る責任」を果たし、カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミー社会の実現に貢献していく決意だ。

■BePLAYER
 BePLAYERとは温暖化問題の解決のために、社会のバイオマス化を進める取り組みのこと。マスバランス方式(物質収支方式)によるバイオマス製品、セグリゲーション方式(分離方式)によるバイオマス製品、その他カーボンニュートラルに貢献する製品・技術の展開を進め、社会の GHG 排出量削減に大きく貢献する。
 
■RePLAYER
 RePLAYERRは廃プラ等の廃棄物を資源と捉え、再利用していく取り組みをいう。マテリアルリサイクル、ケミカルリサイクル、垣根を越えた連携等の取り組みを進め、新素材・リサイクルシステム・バリューチェーンの開発を通じて、循環経済の輪を大きく、太くしていく。
 
ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1649383083.pdf