2022年04月13日
富士フィルム、AI技術で認知症の進行を高精度に予測
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:富士フイルム

 富士フイルムと(国研) 国立精神・神経医療研究センター(小平市、中込和幸・理事長)は13日、アルツハイマー病(AD)の進行予測 AI 技術を用いて、2年以内に軽度認知障害(MCI)患者が AD へ進行するかどうかを最大 88%の精度で予測することに成功したと発表した。

 AD 進行予測 AI 技術は、富士フイルムが独自の画像認識技術などを応用して開発したもので、MCI から AD への進行を AI で高精度に予測する技術。富士フイルムと国立精神・神経医療研究センターは今後、AD 治療薬の臨床試験の患者選定に同技術の適用を目指して、同技術の有用性など更なる検証を進めていく方針だ。
 今回の研究成果は4月12日、国際学術誌「Nature」の関連誌「npj Digital Medicine」に掲載された。

ニュースリリース

AI技術を用いて 軽度認知障害患者のアルツハイマー病への進行を・・・
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1649816305.pdf

Fujifilm and National Center of Neurology and Psychiatry announce positive study results of ・・・
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1649816305.pdf