2022年04月20日

積水化学、塩ビ管、PE管、複合管など価格改定

【カテゴリー】：市況 【関連企業・団体】：積水化学工業

積水化学工業は20日、原料高等により悪化した事業収益を改善するため、5月23日出荷分から塩ビ管、ポリエチレン（PE）管、複合管などの各製品の価格改定を実施すると発表した。全製品とも10～20％の範囲で実施する。 　今年初には2021年以降3度目となる製品値上げを実施したが、塩ビ樹脂メーカーからはさらなる価格改定の要請を受け、交渉した結果、製品の安定供給に必要な調達量を確保するためにはやむを得ないと、樹脂値上げを受諾した。これまで合理化および事業効率化に務めてきたが、これ以上のコストの上昇は自助努力で対処できる範囲を超えているところから価格改定に踏み切ることにした。 ＜対象製品と値上げ幅＞ ▽塩化ビニル関連製品 ・塩化ビニル管全般 ：20％以上 ・塩ビ継手、塩ビマス、および関連製品 ：10％以上 ▽ポリエチレン関連製品 ・ポリエチレン管（ガス、下水用） ：20％以上 ・ポリエチレン継手（ガス、下水用）： 15％以上 ▽強化プラスチック複合管関連製品 ・強化プラスチック複合管 ：10％以上 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1650422160.pdf