2022年04月20日
石化協・21年度のエチレン生産606万トン、0.4%増
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:石油化学工業協会

 石油化学工業協会は20日、3月の主要石油化学製品の生産実績を発表した。エチレン生産量は374,900トンで、前月比▲14.3%(▲62,300トン)、前年同月比▲33.6%(▲189,400トン)と大幅減少した。
 
 定修プラントは京葉エチレン(千葉)、ENEOS(川崎)、東ソー(四日市)、昭和電工(大分)の4社4プラント(前月:1社1プラント、前年同月:なし)だった。

 前年と比較すると、誘導品は、定修規模の増大から、LDPE、HDPE、PP、PS、SM、EO、EG、BRなど、全17品目中16品目が前年比マイナスで、プラスはキシレン1品目のみだった。

2021(令和3)会計年度(21年4月~22年3月)のエチレン生産量は6061.4千トンで、前年度比0.4%のプラスだった。

 汎用樹脂の3月の国内出荷は、定修系列の増加に伴う供給減に対して在庫の繰り越し出荷が行われた結果、前月比ではLPDE、HDPE、PP、PSともに2けた台のプラスとなった。3月単月の出荷分水準としては、いずれも一定の水準を維持した。

2022年3月主要石油化学製品生産実績
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1650428465.pdf

4樹脂生産・出荷・在庫実績
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1650428465.pdf

MMA生産・出荷・在庫実績
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1650428465.pdf