2022年04月22日 |
3月のPPフィルム出荷、食品容器向け好調 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本ポリプロピレンフィルム工業会 |
日本ポリプロピレンフィルム工業会は22日、3月の延伸フィルム(OPP)と無延伸フィルム(CPP)の生産・出荷実績を発表した。両フィルムとも国内出荷は好調で、OPPは昨年8月以来8カ月連続の前年比プラスとなった。いぜん輸出は振るわず。 ■OPPフィルム(延伸フィルム) 3月の生産は21.2千トン(前年比105.7%)と好調。国内出荷は21.0千トン(101.9%)だった。輸出はなお低調だが、出荷計は21.4千トン(101.5%)と前年を上回った。 出荷内訳(内需)を前年比でみると、食品(104.3%)、工業用他(91.8%)、繊維・雑貨(95.3%)で、食品容器向けが牽引している。 ■CPPフィルム(無延伸フィルム) 3月の生産は14.5千トン(100.1%)だった。国内出荷は14.7千トン(103.3%)と順調、輸出はいぜん足踏み状態。出荷トータルは内需の増加に支えられて15.2千トン(102.7%)と高水準だった。 国内出荷の内訳は3分野のうち食品用が12.4千トン(105.0%)と断トツ。繊維・雑貨用はほぼ前年並み、工業用は前年割れだった。 月別出荷実績 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1650605022.pdf OPP https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1650605022.pdf CPP https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1650605022.pdf |