2022年04月22日

塩野義薬、感染症学会に新型コロナワクチン結果発表

【カテゴリー】：行政/団体 【関連企業・団体】：塩野義製薬

塩野義製薬は22日、同日開催の第96回日本感染症学会総会・学術講演会で、新型コロナ予防ワクチンに関する国内第2/3相臨床試験結果を発表した。 　本臨床試験は、同剤の安全性、忍容性ならびに免疫原性の評価を目的として日本人の成人（Naive、ワクチン既接種者、既感染者）および高齢者を含む3,000例以上を対象にオープンラベル試験を実施した。評価期間は2回目接種から28日間、観察期間は2回目接種から1年間だった。 　 　同試験の結果、以下の通り明らかとなった。 （1）中間解析時点（全例Day57時点の観察完了）で、接種後の特定副反応は多くの被験者で認められたが、安全性の重大な懸念は認められず、忍容性を確認した。 （2）成人Naive（2,952例）、ワクチン既接種者（76例）、既感染者（68例）において、特定副反応の発現率に大きな差は認められなかった。 （3）高齢者Naive（118例）では、成人Naiveと比較して特定副反応の発現率は低い傾向にあった。 ニュースリリース https://www.shionogi.com/jp/ja/news/2022/04/20220422.html