2022年05月09日 |
三洋化・持田薬、炎症性腸疾患薬の使用目的追加 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:三洋化成 |
三洋化成工業、持田製薬および日水製薬の3社は9日、「潰瘍性大腸炎の病態把握の補助」を使用目的としていた体外診断用医薬品「カルプロテクチン POCT モチダ」について、先に「炎症性腸疾患の診断補助」および「クローン病の病態把握補助」の使用目的追加が薬事承認され、5月1日に保険収載されたと発表した。 炎症性腸疾患は、国の難病に指定されている消化管の粘膜に慢性の炎症や潰瘍が発生する原因不明の疾患で、潰瘍性大腸炎やクローン病に大別される。両疾患とも寛解と再燃を繰り返す難治性の疾患で、初期診断や経過観察において、活動の兆候を早期に発見することにより、寛解状態を維持するための内科的治療につなげることが求められている。 ニュースリリース 体外診断用医薬品「カルプロテクチン モチダ」の使用目的追加について https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1652077997.pdf 「カルプロテクチン POCT モチダ」における 炎症性腸疾患の診断補助について https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1652077997.pdf |