住友化学工業

CHEMNET TOKYO

2022年05月12日
ポリプラ、エンプラ樹脂のパウダー化技術開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:ポリプラスチックス

 ポリプラスチックスは12日、ポリアセタール(POM)など、エンジニアリングプラスチックでは困難とされてきた樹脂のパウダー化技術を確立したため、各種エンプラを対象にパウダー化製品を開発し、新市場として開拓展開していくと発表した。

 エンプラ樹脂は、耐熱性や機械的強度に優れていることが特長の1つで、形状はペレット。同じ物性のまま、さらさらとした粉末状にすることは難しかった。だが今回、独自技術でパウダー化に成功した。加工製品の特性改善や製造工程の合理化につながる。繊細でシャープな形状の加工製品をつくることも可能で、新しい市場の開拓に道を開くことができる。

 これまでは主にPOMで開発してきたが、技術はポリブチレンテレフタレート(PBT)にも適応できる見通し。将来的には液晶ポリマー(LCP)やポリフェニレンサルファイド(PPS)などのスーパーエンプラにも広げていきたいとしている。
 
 





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