2022年05月17日 |
BASF、欧州で害虫を即時に認識するアプリを実装 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:BASF |
独・BASFは17日、傘下のBASFデジタルファーミング社(本社:ケルン)の xarvio SCOUTING(ザルビオスカウティング)が今季、ブドウ、仁果(リンゴ、ナシなど)、核果(モモなど)の欧州の生産者のために、フェロモントラップを即時に分析する機能を開発し実装したと発表した。 この新機能は、無料提供の xarvioR SCOUTING のスマートフォンアプリで使用できる。フランス、ドイツ、ギリシャ、イタリア、ポーランド、スペイン、イギリスの各国で使用できる。高度な画像認識技術、機械学習、アルゴリズムによって、コドリンガ、ホソバヒメハマキ、ナシヒメシンクイがフェロモントラップの中に何匹いるかを正確に識別する。 使い方は簡単で、スマートフォンに入れた xarvio SCOUTING アプリでフェロモントラップを撮影すると、自動で分析され、どの害虫が何匹いるのかを数秒で識別できる。アプリで得られたこの情報により、作物や周辺地域への害虫の侵入状況をより深く理解しながら、作物管理の意思決定を迅速に行うことができる。また、発見されたこれらの情報を自動的に記録することもできる。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1652753866.pdf |