2022年05月23日 |
AGC「生物多様性へ30by30アライアンス」に参加 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:AGC |
AGCは23日、2021年G7サミットで約束された「30by30」にオールジャパンで取り組む「生物多様性のための30by30アライアンス」の趣旨に賛同し参加したと発表した。 「30by30」は、2021年6月のG7サミットで宣言された、2030年までに陸と海の少なくとも30%の保全・保護を目指す国際的な目標。さらに、昨年から開催されている、生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)の中で「ポスト2020生物多様性枠組」案の主要な目標として検討されている。 AGCグループは、現行中計( AGC plus-2023 )の主要戦略の1つに「サステナビリティ経営の推進」を定め、その中で「持続可能な地球環境の実現への貢献」を掲げている。これまでにもサンゴ礁育成(タイ・インドネシア)、マングローブ植林活動(インドネシア)、絶滅危惧植物であるキンラン保護活動(日本)などを通じて生物多様性保全や回復に取り組んできた。今回、同アライアンスへの参加を通じ、より一層生物多様性保全や回復に取り組み、世界のネイチャーポジティブ達成への貢献を目指す。 <用語の解説> ◆30by30(サーティ・バイ・サーティ)とは : 2030年までに生物多様性の損失を食い止め、回復させる(ネイチャーポジティブ)というゴールに向け、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標。2021年6月に英国で開催されたG7サミットで合意された。 (参考) 環境省「30by30アライアンス」ウェブサイト https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/ ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1653280609.pdf |