2022年05月25日 |
京大、酸素が反応に寄与するニッケル系電池材料開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:京都大学 |
京都大学 化学研究所の島川祐一教授、横浜国立大学の薮内直明教授らの研究グループは24日、不規則岩塩型ニッケル系材料を新たに開発したと発表した。実験的・理論的に反応機構の解析を行った結果、同材料が、従来材料とは異なり、酸素が反応に寄与するにも関わらず高効率・高電圧を示すことを世界で初めて立証した。 従来とは異なる観点からの高エネルギー密度なリチウムイオン電池用材料の開発およびリチウムイオン電池のさらなる高性能化に繋がることが期待できる成果となった。 本研究成果は5月23日に、科学雑誌「ACS Central Science誌」にオンラインで掲載された。 ニュースリリース https://www.kyoto-u.ac.jp/sites/default/files/2022-05/220524_shimakawa-e8b83206285d2dc69fd87e8ea5b63674.pdf |