2022年05月25日 |
ポリスチレン・4月の出荷58.3千トン 前年割れ続く |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本スチレン工業会 |
日本スチレン工業会は25日、4月のポリスチレン(PS)およびスチレンモノマー(SM)の需給実績を発表した。PSの生産量は前年比92%、SMの生産量は同73%と、ともに3月に続いて前年を割り込んだ。PSの前年比マイナスは年初以来4カ月連続。 ■ポリスチレン(PS) 生産は58.0千トンで、前年同月比92%だった。 国内出荷(内需)は 52.4千トンで、同99%。今年1月以降4カ月連続の前年比マイナスとなった。用途別にみると、電機・工業用6.3千トン(前年比90%)、包装用24.7千トン(103%)、雑貨・産業要7.0千トン(108%)、FS用14.5千トン(93%)で、輸出は5.8千トン(72%)だった。 在庫は前月並みの98.4千トン(在庫月数 1.7カ月)だった。 ■スチレンモノマー(SM) 生産は117.1千トンで、前年同月比73%にとどまった。 国内出荷(内需)は111.9千トン(同92%)だった。主力のPS向けは56.2千トン(89%)、ABS樹脂向け21.3千トン(89%)、合成ゴム9.7千トン(93%)だった。 輸出はわずか11.5千トンで同26%と大幅減少した。 出荷計は123.5千トンで同74%だった。 在庫は52.5千トン(前月比▲4%、在庫月数 0.4カ月)となった。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1653453464.pdf |