2022年05月25日
経産省、第11回地域産業支援で川崎振興財団を表彰
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省は25日、地域の資源や特性を活かした新事業・新産業の創出に優れた取り組みとして「第11回地域産業支援プログラム表彰」(イノベーションネットアワード2022)経済産業大臣賞に公益財団法人川崎市産業振興財団を選出したと発表した。

 同財団が取り組むシックケア社会からスマートライフケア社会への変革を目指す COINSの「体内病院」プロジェクトが評価された。

◆(公財)川崎市産業振興財団の事業概要
 川崎市産業振興財団が設立したナノ医療イノベーションセンター(iCONM)を中核とする研究拠点であるCOINS(Center of Open Innovation Network for Smart Health、コインズ)は、ウイルスサイズのナノマシンが体内を24時間巡回し、病気の予兆を見つけて治療を行い、体外に情報を直ちに知らせる未来の医療技術である「体内病院」の開発に取り組んでいる。川崎市では、「世界で最もイノベーティブな拠点」を目指しiCONMを中核として、産学官が連携し、ナノテクノロジーを駆使した研究開発と社会実装を進めている。また、市民公開講座の開催や、かわさき宙と緑の科学館での展示・ワークショップ、市のブランドメッセージとしての情報発信、日本科学未来館と連携したアウトリーチ活動等の積極展開を通して、市民と対話しながらプロジェクトを推進している。

ニュースリリース
https://www.meti.go.jp/press/2022/05/20220525002/20220525002.html