2022年05月26日
トクヤマ、山口県2拠点でCO2フリー電気を外部導入
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:トクヤマ

 トクヤマは26日、地元山口県の再生可能エネルギー計画に協力するため、今年4月から同社の先進技術事業化センター(山口県柳井市)、5月からは麻郷鉱業所(山口県熊毛郡)にCO2フリー電気「やまぐち維新でんき~やまぐち水力100プラン~」を導入したと発表した。

 使用電力を「やまぐち水力100プラン」に切り替えることによって年間 2,000トン以上のCO2排出が削減できる見込み。

 「やまぐち水力100プラン」は、再生可能エネルギーの地産地消を推進するため、山口県と中国電力によって新たな電力ブランドとして創設された。同社はこの取り組みを後押しするるため地産地消電力の導入を開始した。
 
 先進技術事業化センターは、地球環境保護やICT普及に役立つ製品の開発から事業化を手掛ける拠点で、環境対応自動車などに搭載されるパワー半導体モジュール向け窒化ケイ素の事業化に取り組んでいる。今回のCO2フリー電気の活用で、製品の使用段階だけでなく、製造段階でも環境負荷の軽減が実現できるとしている。
 

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1653550287.pdf