2022年05月27日 |
エーザイの「メコバラミン」希少疾病用医薬品に指定 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:エーザイ |
エーザイは27日、開発中の高容量メコバラミンが、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の病態及び機能障害の進行抑制を予定される効能又は効果として、厚労省から希少疾病用医薬品に指定されたと発表した。 ALSは、進行性の難治性神経変性疾患で、アンメット・メディカル・ニーズが極めて高い難病。日本の患者数は約1万人と推定されている。 高用量メコバラミンについては、徳島大学の梶龍兒特命教授らが主導した、発症早期のALS患者に対する高用量メコバラミンの有効性、安全性の検証を目的とした「高用量メチルコバラミン(メコバラミン)の筋萎縮性側索硬化症に対する第3相試験」で、良好な臨床試験結果が得られている。 同社はこの試験結果を受けて、日本でのALSに対する新薬承認申請に向けた作業を開始する、2023年度中の新薬承認申請を予定している。 ニュースリリース https://www.eisai.co.jp/news/2022/pdf/news202240pdf.pdf |