2022年05月31日 |
東北大発VB、スポンジ状カーボン新素材事業化へ |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:東北大学 |
東北大学材料科学高等研究所(WPI-AIMR)は31日、同研究所の西原洋知教授が開発した、しなやかな新素材「グラフェンメソスポンジ(GMS)」について、民間のキャピタルファンドから事業化資金受け、本格スタートすると発表した。 WPI-AIMRと2月に設立した東北大発ベンチャーの株式会社3DC(宮城県仙台市、黒田拓馬代表取締役)が、ベンチャーキャピタルのリアルテックファンドから事業化資金を受けることが決まった。 西原教授らは、これに先立ち今年4月にはNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の起業家候補支援プログラム(NEDO Entrepreneurs Program;NEP)に採択されている。 今後WPI-AIMRは、3DCと連携してさらなる研究開発を進め、GMSのリチウムイオン電池や次世代電池であるリチウム硫黄電池、燃料電池など、蓄電・発電デバイスへの応用と社会実装を進めていく計画だ。 ニュースリリース参照 https://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20220531_01web_GMS.pdf |