2022年06月01日
6月のアジアベンゼン契約価格1305ドル 高値決着
【カテゴリー】:行政/団体
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 ENEOSは2日、6月のアジア・ベンゼン契約価格(ACP:運賃込み)が、大手需要家との交渉の結果、前月比トン当たり125ドル高と大幅上昇の1トンあたり1,305ドルで決着したと発表した。

 5月のアジア・ベンゼン市況は、中国のロックダウンによる需要減の影響は一部に残ったものの、アジア域内の複数工場の定修により供給が一段と絞られたことから、5月後半にかけて上昇した。こうした市場環境を反映して、6月ACPは前月比125ドル高/MTでの決着となった。国内価格換算想定値は173.5円/kg。

 なお、ベンゼン・アジア市況が1300ドル台をつけた例は過去にも多くはなく、リーマンショックで国際市況が混乱した2008年7月(1325ドル/トン)以来となる。
 
 ニュースリリース
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